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2010年11月17日

【英単語】hearの使い方-実践編

今回は、『心』heart、mindの違い、
ニュアンスを日常英会話でもそのまま
使えるように話していこうと思います。

それで、『心』という言葉の意味は、

日本語でも説明が難しい概念で
試しに国語辞典で「心」と引いてみると、
「人間の知識・感情・意思などの働きの総称」と出てきます。

・心変わりする
・心を奪われる
・心に留める
・心を読む

などなどきりがないですよね(苦笑)。

それで、これらの「心」を英語で的確に表現しようとしたら、
どうなるのか?

heartなのか、mindなのか、それともsoulなのか・・・。
(先へ行く前に試しに考えてみてくださいね)

というわけで今回は、かゆくても手が届かなかったそんな
ところを説明してきますので、是非モノにしてくださいね。


■ heart

男は見た目なんかじゃなくてハートで勝負!!

というような表現は男性であれば、
一度くらいは使ったことがあるかと思いますが(笑)、

この場合の「ハート」というのは、

言い換えれば「気持ち」だとか
「思いやり」のことですね。

外見ではなく、気持ち、思いやりで勝負だぜ!と、
そーゆーことです。

それでこの微妙な日本語のニュアンスを英語で
表現するのに適しているのが、heartです。

「男は見た目なんかじゃなくてマインドで勝負!!」

とは日本語にしてもやっぱりどこかおかしい。

heartは一言で言えば、

「喜怒哀楽」の感情が宿る場所として考えると分かり易いです。

特に「愛情(love)」の部分に焦点が当てられるそんな語です。

日常会話であれば、

・a kind heart「優しい心」
・take heart「元気を出す」
・lose heart「がっかりする」
・broke my heart「失恋した」


後は、

・a man of heart「心の温かい人」
・a man after my own heart「心にかなった人」

などなど使い方は多いですが、ニュアンスがイメージできれば
難しい単語ではないです。中学1年生レベルですしね(笑)。

また、これはボクの推測ですがheartという単語が
loveにウエイトが置かれるそもそもの理由は、

「感情」の中でも特に相手に対する「愛情」だとか「愛(厳密には恋」は
いくら頭で考えてもどーしようもない部分だからなんだと思います。

英語で一目惚れは、

I lost my heart.

ですしね。

頭で考えてもどーにもならない感情(特に「愛、愛情」)に重きを置いた「心」、heart。

失恋はきっと誰でも一度くらいは経験があることだと思いますので、
そんな忘れられない経験と結びつけて覚えておくことをオススメします。


■ mind

一方で、mindは理性や知性が宿るところで、
「意思の力、考える力」をニュアンスに含んでます。

例えば、「十人十色」という表現はまさにそうなんですが、

英語ではこれを

So many men, so many minds.

といいます。

十人いたら、それぞれ違った十通りの
「考え方(minds)」があるというわけですね。

それから、最初に挙げたものをいくつか・・・。

「心を読み取る」は相手の考えていることを
頭で理解することなので、read one's mind.

「心に留める」のも「意思の力」で頭の中に入れておくことなので、
keep in mindとなります。

補足。

これは少しややこしいかもしれないので、
無理してまで覚える必要は決してないのですが、

「心変わりする」という表現で、

自分の「考え」だとか「意思」を意図して変える場合は

change one's mindとなり、

特に意識はせずに何となーく自然に気持ちが変わったという意味であれば、

have a change of one's heartといいます。

知り合いのネイティヴによると、

change one's heartという表現がないのは、

「意思の力」ではどーにもならない部分の感情(heart)を
自分から変えることはできないから、なんだそうです。

いずれにせよ、覚え方、イメージの仕方は

heartが「感情」特に「愛(恋と考えたらしっくり来るかな)」
を重視したものであるのに対して、

mindが「頭」で考えるということを重視したものなんだと
イメージできれば、それでおっけーです。

ちなみに、人間の脳で感情が宿るのは右脳、
知性が宿るのが左脳です。

右がheartで
左がmindという感じでしょうか?


それからもう1つ。

日本語でもお馴染みのsoulは英語では肉体に対する魂の宿る
場所、「魂、気迫、精神力」の意味で、

人間のより深い心の部分や深い信仰心をニュアンスに含んでます。

だから、歌の歌詞では感情のheartや意思で左右されるmindと比べても
圧倒的にsoulが使われる頻度が高いのは何となく分かるような気がします。

soulに関しては日本語で使われている意味でそのまま覚えておいても
問題ないです。

実際によく見る表現だと、heart and soulあたりがそうですね。

これは名詞で使うと、「心の拠り所」だとか「核心」という意味で

副詞として使う場合は、with heart and soulのような具合で
「一生懸命に」の意味で使います。

なぜ、この意味になるのか?
ニュアンスをイメージしたらもう分かりますよね?

是非、何度も読み返して自分のモノにしてくださいね!

それでは、今回はここまで!

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Posted by パイロット@英語コーチ at 11:57│Comments(0)英語
 
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